(オレ的解釈)
冷泉と懐子の間にうまれた花山院の天皇は、17さいのくせに天皇になりやがって、19さいのときにひそかに御出家入道したよ。そのあと22年間生きました(=41で死んだ)。
そんな彼のカワイソス;;な話し↓
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帝の位をやめた夜、小戸から出たら、月がすごく明るかったので
花山「うわっ、月めっちゃ明るいじゃん!見つかっちまうよ…。(出家するかどうか)どうすっかな…。」
粟田「いやいや、いまさら中止できんからwwもう皇位継承のしるし渡しちゃったからww」
と粟田が言ったのは、自分で勝手にしるしを渡しちゃったから、官中に帰ることはダメだと思ったからだってさ。
花山院が、明るい月の光が嫌だなぁと思ってたら、タイミングよく雲がかかって少し暗くなったから
花山「わたしの出家は成功するゼ☆」
といって歩き出した。…ときに、妻からの大事な手紙を思い出して、
「少し待て」
と言って、(自己中にも)取りに行こうとしたら、
粟田「ちょwwおまwwなんでそんなこと思ってんなや?今、せっかく雲がかかって暗くなったなさ戻るとかマジねーわ…。そうやってお前はまたチャンスから逃げるのかよ!!今逃したら、絶対後悔すっぞ?明日やろうはばかやろうなんだよ!!」
と嘘泣きしたのはさっさと出家してほしかったからである。名演技!
花山寺についたら、花山院は髪切った。粟田は、
粟田「オレ、ちょっと出て、大臣(=父)に出家前のこの姿見せてくるわ。んで事情を話して必ず戻ってくるよ♪(まぁ嘘だけど)」
と言ったら
花山「騙したのね!ひどい!!」
といって泣いた。
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語り手の感想
お気の毒で、悲しいなぁ。
日頃よく、一緒に出家して弟子として仕えると約束して騙したのは恐ろしい。
東三条殿(=道家=大臣=粟田の父)は、粟田が一緒に出家しないかときづかって、強い武者を見送りに添えたんだって。街中では隠れて、鴨川あたりから姿を現してたそうです。
寺では、刀をぬいて守ってたそうです。
おわり♪
この文章からわかるのは、今年やった某ドラマの名ゼリフは粟田殿の嘘泣きから来ていたってことですね♪(え
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