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参考URL
ひみつの嵐ちゃんに出演したはるかぜちゃんが大人すぎるまとめ http://togetter.com/li/341472
はるかぜちゃんの騒動の中で懐疑的な立場を持つものの話 http://togetter.com/li/342705



しかしこの子は本当に小学生なのか。すげえな。小学生の自分は、こんなことを堂々としゃべれただろうか、考えをまとめるようなことはできたのだろうか。心からすごいと思うし、そんな子にした親すげえと思う。




それはさておき、今回の件について(嵐の番組に出て、はるかぜちゃんが毒舌したら、不快になった嵐ファンが突撃)思ったことを少し書きたいなぁ、と思います。



まず立場としては、「はるかぜちゃんの言っていることはほとんど正しくて、間違ったことを言っていないと思うけど、少し理解できていないところもあるのかな?」という感じです。





嵐ファンがいろんな理由をつけてはるかぜちゃんを批判していますが、要は結局「お前なんかに嵐という崇高な人たちのことをボロカスに言う権利ねえよクソが」ということですよね。「ブスのくせに」「子供らしくしろ」「上から目線」「ファッションセンスないくせに」とかは完全にそうですね。



あとは
「そうやってさらすのはダメ」「いちいち答えているのは喧嘩を売っている」→もはや別件で答えてるからそちらを参照
「失礼な態度」「不愉快にした」→今回の話につなげる予定





みたいな批判が集まっているようです。










いや、正直嵐ファンの気持ちもわからなくないんです。
自分が好きなものを、こっぴどく否定されたら、それがテレビ上の話とはいえ、ん?ってなる気持ち、すっげーわかるんですよ。



それってなんでかって、2つ理由が考えられるんですけど、
一つ目は、そういう自分が好きなものって言うのは、もはやほとんど「自分」といっても過言ではないのではないかと思うんです。
なんか、たとえば「私はこれが好き!」って主張するときに「自分」というものをさらけ出している気がして恥ずかしいことありません?その気持ちがわからない人は、この記事の話は全く理解できないかと思います。



自分が好きなものを傷つけられる=自分の感性を傷つけられる



みたいな。
だから、そんな好きなものを攻められているときに、自分も一緒に言われているような気がしちゃって、イライラしちゃうんです。特に自分より下だと思っている人とかから言われると。あとなんも自分のことを知らんようなよくわかんない人に言われたりとか。



イライラしちゃう二つ目の理由は、その好きなもの、特に今回で言うとアイドルのように「人」のときって、その人のことをもうすごい自分より上の存在だと思っている人もいるわけです。(僕個人の話でも、Perfumeは本当に心から尊敬しているし)

そんな自分よりはるかに上の存在だと思っている人がさ、なんか自分的には自分より下とかもしくは対等とか、わからんけどそこらへんにいる知らんやつに批判されたらむかつくでしょ。っていう話。





うん、それで、どちらにも書いたのですが、結局そこでイライラするのは、「相手を下と見ている」「自分より下じゃなくても、とりあえずわけわからん存在で、その好きな人よりは自分的にあらゆる面で下の存在である」と認識しているからだと思うんです。
ちなみに僕の経験談ですが、「Perfumeの気になる子ちゃん」という番組で、まだあまり出演されていなかった有吉がPerfumeに対してなんかすっげー毒舌言ってて、僕はもうすごい不快な気持ちになりました。なんだこいつ若手か?ふざけんなよ大して面白くもねーこといいやがってボケが!と思いました。ちなみに今は有吉はレギュラー番組を3本も毎週録画予約してみているくらい好きな芸人さんです。





だから、自分のことと今回のことをかぶせて言うと、
有吉がテレビで大々的に取り上げられて、「この人は毒舌芸人だ」という認識をみんなが持った上でPerfumeについて毒舌をするんであれば、僕も全然受け入れられるんです。「それがこの人の「芸」なんだ。これがテレビでやられているエンターテインメントなんだ」と思えるから。


でも今回や昔の自分が感じたときみたいに、誰ともわからんような若手がいきなり毒舌ぽんぽーんと言って来たら、それが芸なのかどうか、とかわからんから、もしかしたら本音で言っているんじゃないか、とか、ただただ否定されているだけにしか聞こえないとか、そういう風に思うようになるんです。それが「不愉快」「失礼な態度」という批判につながっているし。






「肩書き」って大事なんです。

「毒舌芸人・有吉」だから許されるのであって、「有吉」だとダメなんですよ。
はるかぜちゃんは、まだ世間一般的には「毒舌イメージ」というものはついていないみたいで、実際テレビではゴッドタンでスピードワゴンの小沢を泣かせたくらいの実績しかないらしいし。(その回のゴッドタン、面白いです)

肩書きっていうのは、その人が「どんな人なのか、何ができる人なのか」を表すものだからね。



そこらへんのあれをわかっているのかいないのか知らないですけど、もしわかっているのなら、「自分のファッションセンスがないこと」が「嵐のファッションを責めるときに弊害がある」ことも理解できると思うんだよな。「ファッションセンスがある人」「毒舌の人」なら「人のファッションを責めることができる」ということが視聴者にも伝わるから、嵐が責められていても嵐ファンは文句を言わない。(モデルの人とかが責められない理由)


「相手を批判(毒舌)するとき自分のスペックは関係ない」スタンスのようだけど、人間の心理的には関係あるということを理解していないのかな?って感じます。

そこが理解できていたら、演出として「ファッションセンスがありそうな服を着る」というのは必要不可欠な要素ということもわかるだろうに、それが抜けていた結果、不快な気持ちになった人間がいるということも理解できるだろうに。


素直に言葉をそのまま受け取って、その言葉について返信しているように見えるので、たぶん理解できていないし、それが「喧嘩売っている」ようにも見えるんだろうな。




まぁ、とりあえずでも今回いろいろ批判されていることについては、そんな肩書きが世間一般に広がる前に嵐という国民的アイドルに毒舌吐かせまくる演出を組んだ番組スタッフ及びその仕事をやらせた人(事務所の誰か?親?)のせいです。はるかぜちゃん自体は、仕事をまっとうしただけ。まぁ自分自身でも「それは番組に言って(ω)」みたいなこといってるけどその通りだと思う。





「どことも知らん若手がアイドルに毒舌をかますような演出を、何の工夫もせずしてはいけない」





ということだと思います。そうしないと今回のようなことに発展してしまうことが多い。
工夫っていうのは、最後に「今日はいろいろ言ってすみません」とか謝っているところを流すくらいの工夫です。(まぁそんなん見せられたら冷めますが。)





まぁ、でも逆に今回のことがあったおかげで「毒舌子役・はるかぜちゃん」という肩書きはある程度は広まったんじゃないですかね?今後は少しずつ受け入れられていくんじゃないかなんて思います。(有吉との共演が楽しみです。)



僕も自分の肩書きについては気をつけて発言したいな、と思いました。


ということで、長文になってしまったけども、きれいにまとめられた(はず)なので、これでおわります。めっちゃ時間かかったぜ。

おわり

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無題
あれだな、要は「相手を批判(毒舌)するとき自分のスペックは関係ある」説なわけだけど、「自分と比べているわけではなく、一般的に見てそうだという批判をしてはいけないのか」という話になるかもしれない。
ひろ 2012/07/23(Mon)08:06:19 編集
Re:無題
個人的には「自分のことを棚にあげて人の批判するやつらなんだろう」という考えを持っている一方で、野球選手のことを○○と比べて下手くそとか話したりもするからなぁ。まぁ後者については立場の違いということなんだろうけど。「同じような立場であるときの毒舌について」といえるのかな?
【2012/07/23 08:14】
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