今現在、世間一般的にアイドルという存在はものすごく軽視されている傾向があると思います。
それはアイドル戦国期、なんて言われるくらいアイドルがどんどん増えていて、その市場を拡大していっているなかでも、多くの人は偏見を抱いて、アイドルという存在を否定し続けています。
偏見というのは、まぁ、熱狂的なファンを見て、「アイドルを応援することは気持ち悪い」と思われている人が多いことや、「どーせ口ぱくでしょ?」とか「いい曲が一曲もないじゃん笑」とか、聞いたこともないくせにそういうことをいう人がいること、あとは「アイドルって媚びているだけじゃん」みたいなことを思っている人など。他にももっともっと多種多様な偏見がそこにあると思います。
その中でも特にひどいな、と個人的に感じているのが、
アーティスト>アイドル
という図式です。
よく言われるのが、「アーティストは自分で作詞作曲してるからいい。ただ歌っているだけとかなんなの?」みたいなこととか、さっきもあがった「口パクとかありえない」とか、「アイドルは歌唱力が圧倒的にない」「パフォーマンスがひどい」みたいなことですね。
たしかにそういう部分もあるというか、実際歌唱力なんかで言ったらアイドルにはひどいな、って思う人もいるし、パフォーマンスも未熟な部分もあると思います。(まぁそこを売りにしてるアイドルもいるわけなんですけど)
でも、この図式をつくるにあたってもう一つ、重要な考え方があって、それがあることによって、絶対的にアーティスト>アイドルという図式を成り立たせているものがあります。
それは、「アイドルがある程度のパフォーマンスをし始めると、「アーティスト」と呼ばれ始める」ということです。
まぁ、Perfumeなんですけど、アイドルのはずの彼女たちは、もはや「いや、Perfumeはアイドルじゃないでしょ、アーティストだから笑」なんて言われることがしばしばです。
何が言いたいって、「パフォーマンスの上手さでアーティストがアイドルより上」と言っている人たちは、アーティスト並みのパフォーマンスができるアイドルを、もはやアイドルとは認めず、アーティストとして扱い始めるんです。
そんなことになったら、そりゃパフォーマンスで劣る人たちのみがアイドルだというのならば、そういった面では絶対アーティスト>アイドルなわけで、結果的にアーティスト好きアイドル嫌いな人たちはその自分の考えを改めることは絶対にないですよね。 それが悔しくって。 ちがうんですよ、アイドルっていうのは、アーティストと違うんです。 アーティストとアイドルの決定的な違いは、「目的」です。 アイドルの目的というのは、「だれかを笑顔にする」 ただただこれなんです。 いや、もしかしたら売れたい、目立ちたい、とか個人的に思っているアイドルもいるかもしれませんよ? でも、結局最終的な目的と言うのは「誰かを笑顔にする存在になること」がアイドルなんです。偶像なんです。 アーティストは表現者です。アーティストは、誰かを笑顔にすることもありますけど、でもそれより強いのは「自分を表現すること」です。 自分を表現した結果、だれかを笑顔にしているのが、アーティストです。 自分を表現するという目的と、だれかを笑顔にするという目的、アーティストとアイドルの違いはここにあり、そして、両者が上か下かなんてはかることができないはずなんです! 僕個人としては、アイドルの「誰かを笑顔にする」という目的をもてる精神性がすばらしく、尊敬する人だと思います。
それはアイドル戦国期、なんて言われるくらいアイドルがどんどん増えていて、その市場を拡大していっているなかでも、多くの人は偏見を抱いて、アイドルという存在を否定し続けています。
偏見というのは、まぁ、熱狂的なファンを見て、「アイドルを応援することは気持ち悪い」と思われている人が多いことや、「どーせ口ぱくでしょ?」とか「いい曲が一曲もないじゃん笑」とか、聞いたこともないくせにそういうことをいう人がいること、あとは「アイドルって媚びているだけじゃん」みたいなことを思っている人など。他にももっともっと多種多様な偏見がそこにあると思います。
その中でも特にひどいな、と個人的に感じているのが、
アーティスト>アイドル
という図式です。
よく言われるのが、「アーティストは自分で作詞作曲してるからいい。ただ歌っているだけとかなんなの?」みたいなこととか、さっきもあがった「口パクとかありえない」とか、「アイドルは歌唱力が圧倒的にない」「パフォーマンスがひどい」みたいなことですね。
たしかにそういう部分もあるというか、実際歌唱力なんかで言ったらアイドルにはひどいな、って思う人もいるし、パフォーマンスも未熟な部分もあると思います。(まぁそこを売りにしてるアイドルもいるわけなんですけど)
でも、この図式をつくるにあたってもう一つ、重要な考え方があって、それがあることによって、絶対的にアーティスト>アイドルという図式を成り立たせているものがあります。
それは、「アイドルがある程度のパフォーマンスをし始めると、「アーティスト」と呼ばれ始める」ということです。
まぁ、Perfumeなんですけど、アイドルのはずの彼女たちは、もはや「いや、Perfumeはアイドルじゃないでしょ、アーティストだから笑」なんて言われることがしばしばです。
何が言いたいって、「パフォーマンスの上手さでアーティストがアイドルより上」と言っている人たちは、アーティスト並みのパフォーマンスができるアイドルを、もはやアイドルとは認めず、アーティストとして扱い始めるんです。
そんなことになったら、そりゃパフォーマンスで劣る人たちのみがアイドルだというのならば、そういった面では絶対アーティスト>アイドルなわけで、結果的にアーティスト好きアイドル嫌いな人たちはその自分の考えを改めることは絶対にないですよね。 それが悔しくって。 ちがうんですよ、アイドルっていうのは、アーティストと違うんです。 アーティストとアイドルの決定的な違いは、「目的」です。 アイドルの目的というのは、「だれかを笑顔にする」 ただただこれなんです。 いや、もしかしたら売れたい、目立ちたい、とか個人的に思っているアイドルもいるかもしれませんよ? でも、結局最終的な目的と言うのは「誰かを笑顔にする存在になること」がアイドルなんです。偶像なんです。 アーティストは表現者です。アーティストは、誰かを笑顔にすることもありますけど、でもそれより強いのは「自分を表現すること」です。 自分を表現した結果、だれかを笑顔にしているのが、アーティストです。 自分を表現するという目的と、だれかを笑顔にするという目的、アーティストとアイドルの違いはここにあり、そして、両者が上か下かなんてはかることができないはずなんです! 僕個人としては、アイドルの「誰かを笑顔にする」という目的をもてる精神性がすばらしく、尊敬する人だと思います。
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