先ほど映画「えんとつ町のプペル」を見てきました。
見た後すぐに、ここで感じたことを、いち早く文章にしたくなり、
夜ご飯も作らずこの文章を書いています。
まず、結論、というか総評としては、「感動した」の一言に尽きます。
そもそもこの映画をなぜ見に行ったのかというと、西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロンがきっかけです。
僕は西野さんのオンラインサロン、西野亮廣エンタメ研究所に2018年くらいから入っています。
そこでは今回の映画についての制作秘話や広告手法、マーケティング手法が存分に語られておりまして、
この映画にかかわる例えば「声優を誰にした」とか、「主題歌をすごい人にしたよ」とか、そういった情報をいち早く得ておりました。
そして、その主題歌MVのクオリティがあまりにも高かったり、裏話トークが面白かったり、
結果的に、
「この人の出すコンテンツで裏切られることはまずないな」
という安心感がすごくありまして。
であれば、せっかくオンラインサロンにも入っていて、これまでの経過をずっと見守ってきていたわけだし、
あの西野亮廣が、あれだけ全力を出して、使えるものをすべて使った、勝負のコンテンツ。
うん、絶対に面白いはずだ!見てみよう!
と思い、観覧にいたりました。
この映画の大筋を言ってしまうと、「西野亮廣のこれまでの挑戦」です。
25歳で芸人から絵本作家のほうにシフトしたことによって、日本中から批判され、笑われ、炎上しました。
その中でも「エンタメで世界を獲る」という夢を信じて、一人で挑戦を続けた結果、仲間が一人増え、また一人増え、どんどんその挑戦を応援する人が増えていき、
そしてみんなの力をあわせて、今この映画で夢の一つを叶えようとしているのが西野亮廣です。
要は、ここで言っているようなストーリーです。
えんとつ町という煙で空が覆われていて、青空なんて見たことのない人しかいない世界。そんな中、「星」というあるかどうかもわからないおとぎ話の存在を見たいという夢をもつ少年ルビッチ。星を見たいという夢を、信じぬき、行動し、叶えられるのか。
という内容です。
大切なのは、
夢を信じ抜けるか。
己の信念を貫き通せるか。
この世界では、その「星を見たい」という夢を語ることが、罪となってしまいます。
夢なんて、人それぞれあってしかるべきで、何も悪いことではないはずなのに、
むちゃくちゃに批判され、ののしられます。
これはまさに、今この現実世界で起きていることで、
希望に満ちながら、「こんなことをやってみたい」と夢を語ると、
叩かれ、笑われ、炎上してしまいます。
西野亮廣が25歳の時に体感したことです。
でもなんでこんなに批判されるのかっていうのが、結構不思議で。
なぜ人の夢は馬鹿にされるのか。なぜ否定されるのか。
だって、その人たちには関係ないじゃないですか。他人の夢なんて。
それの答えとして西野亮廣が考えたのが、
「批判している人は、夢を捨ててしまった人だから」。
多分みんなもともとは夢を持っていた。
お金持ちになりたい!プロ野球選手になりたい!
でも、きっと時が経つにつれて、折り合いをつけて、諦めてしまった。
そんな、私たちが諦めてしまったあの夢を、絶望した時間を、
今だに信じて、馬鹿みたいに大きいことを言うやつがいたら。。。
その人たちにとっては、他の人の夢が叶うことは都合が悪いんです。
自分が諦めて、できないと思ったあの時の自分を後悔してしまうから。
間違った選択をしたと思ってしまうから。
だから、夢を追いかける人を、叶えられなくなるように、自分たちと同じになるように、
叩いて、笑って、けなしてしまうんです。
そんな捨ててしまった夢=ゴミを集めてできたのが、ごみ人間であるプペル、という裏設定もあるというのは余談ですが。
僕としても、このストーリーに共感できるところがあって、
規模が全然違うんですけど、会社に働き方改革を導入しようとしていたときは、
まさに無謀な夢に挑戦していました。
この業界は、自分の会社だけでなく、別のどの会社に話しを聞いても、「長時間残業は当たり前」というのが常識でした。
転職活動を行った中でも、この業界という話しではなく、
「日本にいたら長時間残業は避けられない。日本人の人間性だから。それを求めるなら海外いくしかない」と言われて絶望した夜もありました。
そんな中でも、自分の考えを聞いてくれる人がいてくれて、同じ想いを持っている人がいてくれて、法律上の世間の動きもあったこともあって、
会社としては働き方改革のコンサルに入ってもらえて、その考え方を会社に入れるところまでは実現することができました。
この導入するまでには、
残業代がなくなることで生活が苦しくなるのに何をしてくれるんだみたいな批判を受けたり、
そもそも残業しないなんてありえないもっと仕事して苦労しないと知識も経験も身につかないのに、なんでそんなこともわからないんだと言われたり、
割と風当たりも強く、苦しい日々を送っていたりもしまして。
だから、このストーリーは、すっごく共感ができて、
ついつい自分を主人公に投影させてしまって、
どっぷり感情移入して見てしまいました。
すっかり映画の中に入り込んで、見入っていたなか、
流れてくる挿入歌や映像のクオリティ・演出がもう圧倒的で、
何度も何度も涙が出てきかけるのを、堪えました。
これまで見たどの映画よりも、
感動的で、鼓動が止まらなく、今後の自分を奮い立たせる映画でした。
なんだろう、「やらなきゃだめだ」と思った。
映画を見て、自分を変えなければ、もっと頑張らなければ、と思ったのは初めてです。
とっても素敵な映画でした。
おわり
~おまけ~
他にも思ったことがむっちゃあったけど、上の文章内に入れ込めなかったこと↓
漫才師らしいというか、しっかりフリがあって、オチがあるというか、
あの場面はここにこうやってつながるのか~~~~泣けるやん~~~
ルビッチの声優、芦田愛菜ちゃんに「僕の人生を勝手に決めるな」みたいなのを言わせていて、
なんか芦田愛菜ちゃんに対して僕らが思っていることって、天才子役で、頭がよくて、逆に怖い
というか、でもまぁこのまま女優になるんだろうなという風なのが世間の目だと思うんですけど、そんな彼女の、「僕の人生を勝手に決めるな」っていうコメントは、彼女自身の想いも乗っかている言葉な気がして、現に彼女は医師の勉強をしていて医師も目指しているらしく、世間や周りが女優を目指してほしいと思っているその圧に対するアンサーな気がしました。
そのセリフが結構心に入ってきたのは、声優自体の本気の想いだったからなのではないかと思います。
導入歌はMVがすごすぎて、そっちのイメージが強すぎたから、アニメーションにすると数段下がった感じに見えてしまった笑
映画終わってから、絵本買ってしまったよ。
これも西野さんのよく言うお土産商法にまんまとはまってしまっている感じが、なんとも言えない悔しさ。ムカつく。
けど、そういう感情の設計とかデザインが天才なんだろう。だからこんな映画作れるんだろうなと思う。
音とかの音量とかタイミングとか間とか、よくわからんけど、そういうのみ緻密に計算されているんだろうなって感じがした。
見た後すぐに、ここで感じたことを、いち早く文章にしたくなり、
夜ご飯も作らずこの文章を書いています。
まず、結論、というか総評としては、「感動した」の一言に尽きます。
そもそもこの映画をなぜ見に行ったのかというと、西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロンがきっかけです。
僕は西野さんのオンラインサロン、西野亮廣エンタメ研究所に2018年くらいから入っています。
そこでは今回の映画についての制作秘話や広告手法、マーケティング手法が存分に語られておりまして、
この映画にかかわる例えば「声優を誰にした」とか、「主題歌をすごい人にしたよ」とか、そういった情報をいち早く得ておりました。
そして、その主題歌MVのクオリティがあまりにも高かったり、裏話トークが面白かったり、
結果的に、
「この人の出すコンテンツで裏切られることはまずないな」
という安心感がすごくありまして。
であれば、せっかくオンラインサロンにも入っていて、これまでの経過をずっと見守ってきていたわけだし、
あの西野亮廣が、あれだけ全力を出して、使えるものをすべて使った、勝負のコンテンツ。
うん、絶対に面白いはずだ!見てみよう!
と思い、観覧にいたりました。
この映画の大筋を言ってしまうと、「西野亮廣のこれまでの挑戦」です。
25歳で芸人から絵本作家のほうにシフトしたことによって、日本中から批判され、笑われ、炎上しました。
その中でも「エンタメで世界を獲る」という夢を信じて、一人で挑戦を続けた結果、仲間が一人増え、また一人増え、どんどんその挑戦を応援する人が増えていき、
そしてみんなの力をあわせて、今この映画で夢の一つを叶えようとしているのが西野亮廣です。
要は、ここで言っているようなストーリーです。
えんとつ町という煙で空が覆われていて、青空なんて見たことのない人しかいない世界。そんな中、「星」というあるかどうかもわからないおとぎ話の存在を見たいという夢をもつ少年ルビッチ。星を見たいという夢を、信じぬき、行動し、叶えられるのか。
という内容です。
大切なのは、
夢を信じ抜けるか。
己の信念を貫き通せるか。
この世界では、その「星を見たい」という夢を語ることが、罪となってしまいます。
夢なんて、人それぞれあってしかるべきで、何も悪いことではないはずなのに、
むちゃくちゃに批判され、ののしられます。
これはまさに、今この現実世界で起きていることで、
希望に満ちながら、「こんなことをやってみたい」と夢を語ると、
叩かれ、笑われ、炎上してしまいます。
西野亮廣が25歳の時に体感したことです。
でもなんでこんなに批判されるのかっていうのが、結構不思議で。
なぜ人の夢は馬鹿にされるのか。なぜ否定されるのか。
だって、その人たちには関係ないじゃないですか。他人の夢なんて。
それの答えとして西野亮廣が考えたのが、
「批判している人は、夢を捨ててしまった人だから」。
多分みんなもともとは夢を持っていた。
お金持ちになりたい!プロ野球選手になりたい!
でも、きっと時が経つにつれて、折り合いをつけて、諦めてしまった。
そんな、私たちが諦めてしまったあの夢を、絶望した時間を、
今だに信じて、馬鹿みたいに大きいことを言うやつがいたら。。。
その人たちにとっては、他の人の夢が叶うことは都合が悪いんです。
自分が諦めて、できないと思ったあの時の自分を後悔してしまうから。
間違った選択をしたと思ってしまうから。
だから、夢を追いかける人を、叶えられなくなるように、自分たちと同じになるように、
叩いて、笑って、けなしてしまうんです。
そんな捨ててしまった夢=ゴミを集めてできたのが、ごみ人間であるプペル、という裏設定もあるというのは余談ですが。
僕としても、このストーリーに共感できるところがあって、
規模が全然違うんですけど、会社に働き方改革を導入しようとしていたときは、
まさに無謀な夢に挑戦していました。
この業界は、自分の会社だけでなく、別のどの会社に話しを聞いても、「長時間残業は当たり前」というのが常識でした。
転職活動を行った中でも、この業界という話しではなく、
「日本にいたら長時間残業は避けられない。日本人の人間性だから。それを求めるなら海外いくしかない」と言われて絶望した夜もありました。
そんな中でも、自分の考えを聞いてくれる人がいてくれて、同じ想いを持っている人がいてくれて、法律上の世間の動きもあったこともあって、
会社としては働き方改革のコンサルに入ってもらえて、その考え方を会社に入れるところまでは実現することができました。
この導入するまでには、
残業代がなくなることで生活が苦しくなるのに何をしてくれるんだみたいな批判を受けたり、
そもそも残業しないなんてありえないもっと仕事して苦労しないと知識も経験も身につかないのに、なんでそんなこともわからないんだと言われたり、
割と風当たりも強く、苦しい日々を送っていたりもしまして。
だから、このストーリーは、すっごく共感ができて、
ついつい自分を主人公に投影させてしまって、
どっぷり感情移入して見てしまいました。
すっかり映画の中に入り込んで、見入っていたなか、
流れてくる挿入歌や映像のクオリティ・演出がもう圧倒的で、
何度も何度も涙が出てきかけるのを、堪えました。
これまで見たどの映画よりも、
感動的で、鼓動が止まらなく、今後の自分を奮い立たせる映画でした。
なんだろう、「やらなきゃだめだ」と思った。
映画を見て、自分を変えなければ、もっと頑張らなければ、と思ったのは初めてです。
とっても素敵な映画でした。
おわり
~おまけ~
他にも思ったことがむっちゃあったけど、上の文章内に入れ込めなかったこと↓
漫才師らしいというか、しっかりフリがあって、オチがあるというか、
あの場面はここにこうやってつながるのか~~~~泣けるやん~~~
ルビッチの声優、芦田愛菜ちゃんに「僕の人生を勝手に決めるな」みたいなのを言わせていて、
なんか芦田愛菜ちゃんに対して僕らが思っていることって、天才子役で、頭がよくて、逆に怖い
というか、でもまぁこのまま女優になるんだろうなという風なのが世間の目だと思うんですけど、そんな彼女の、「僕の人生を勝手に決めるな」っていうコメントは、彼女自身の想いも乗っかている言葉な気がして、現に彼女は医師の勉強をしていて医師も目指しているらしく、世間や周りが女優を目指してほしいと思っているその圧に対するアンサーな気がしました。
そのセリフが結構心に入ってきたのは、声優自体の本気の想いだったからなのではないかと思います。
導入歌はMVがすごすぎて、そっちのイメージが強すぎたから、アニメーションにすると数段下がった感じに見えてしまった笑
映画終わってから、絵本買ってしまったよ。
これも西野さんのよく言うお土産商法にまんまとはまってしまっている感じが、なんとも言えない悔しさ。ムカつく。
けど、そういう感情の設計とかデザインが天才なんだろう。だからこんな映画作れるんだろうなと思う。
音とかの音量とかタイミングとか間とか、よくわからんけど、そういうのみ緻密に計算されているんだろうなって感じがした。
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