目が覚める。
あれ?ここはどこだろう??
あ!駅だ。そっか…、九州に来たのか。
てかてか、
さむぅぅぅぅいいいいいいいい!!!!!!!!!
駅寝のときは始電より早く起きないと他の客に迷惑がかかるため、朝5時起き。外には雪が残っている。昨日降っていたからか。
あぁ、九州って…寒いんだ…と朧げに思う。
ここは九州、火の国熊本。その「火の国」を象徴する火山、阿蘇山の1番近くの駅。阿蘇駅。
あぁ、ほんとに来たんだ九州に。夢じゃないんだな…。
九州2日目。
この日は、筑波大学ワンダーフォーゲルクラブの一員として、筑波大学ワンダーフォーゲルクラブの活動、つまり山登りを目的とした一日である。このサークルの今年最初の山行だ。
登る山はいわずもがな、阿蘇山!!
リーダー「バスの時間が8時なので、それまでここで時間を潰しましょう。」
迂闊だった。
朝ごはんを食べるなどの諸々の準備をしても、1時間しかかからないだろう。しかし、潰さないといけない時間は3時間。なんてことだ。
リーダーを含め他の人たちはおもむろにザックから本を取り出して読み始めた。
君達はこうなることを把握していたのかい?そして僕にだけ教えなかったのかい?なんてやつらなんだ。
ひとまず諸々の準備をすることにした。諸々の準備をしている間になにか思い付くだろう。
トイレに行くために駅の外にでた。
まず目につくのは、雄々しくそびえ立つ阿蘇山。世界最大級のカルデラを持つ山。
あぁ、あんな高いところに登らないといけないのか…
辺りが灰色に見える。これは火山灰のせいなのだろうか。はたまた曇り空のせいなのだろうか。
ジャリッ
足元を見る。音からしてやわらかい雪ではなく、固い雪のようである。
ってそんなことを考えてる場合ではない。暇つぶしのことを考えなければならないのだ。これからある2時間50分くらいをどのように使うか、だ。
周りを見渡す。なにか暇つぶしができそうなところはないだろうか。
こういうときに期待を裏切らないのがコンビニだと思う。どこにでもある。しかもいつでもやっている。コンビニばんざい。
諸々の準備をささっと済まし、コンビニへ。立ち読み。熊本に来てまで立ち読みか…などと思うが、いやしかし仕方なきことである。
3時間が過ぎた。バスの時間だ。バスに乗り込む。先に座っている他の客から物珍しそうにじろじろ見られる瞬間である。そりゃこんなにばかでかいザックを背負っているのだから、これもまた仕方なきことである。
バスでは阿蘇山についての説明が行われていた。阿蘇山は正式には阿蘇五岳とよび、5つ岳があるらしい。そのなかの一つの山頂がぎざぎざなとこは大明神から叩かれたからそうなったという話。あまり興味がない話だったので寝させていただいた。
そうこうしていると、草千里に到着した。熊本といえば阿蘇。阿蘇といえば草千里。という位置付け。
夏には緑豊かな大草原が広がり、馬が放牧され、それはそれはすばらしい景色になるそうだ。
だがしかし今は春。限りなく冬に近い春である。まわりに広がるのは真っ白な雪景色。当然、馬の姿はおろか影すらない。というより生き物がいない。
空を見上げる。青空が広がる。雪景色に青空というのはなかなか新鮮に感じる。
リーダー「この車道を歩いて登山道まで行きます。」
そう言われて歩き始める。車道は右に左にカーブしていて全く目的地が見えない。一体どのくらい歩くことになるのだろうか。ふと絢香とコブクロの名曲が頭をよぎる。
「曲がりくねった道の先に 待っている 幾つもの小さな光 まだ遠くて見えなくても 一歩ずつ ただそれだけを信じてゆこう」
しばらく歩くと、ペンションのような場所を見つける。観光客も多数いる。どうやらあそこがゴールで、そして、スタートのようだ。
――――――
――――――
小説っぽく書いたけど、すげー疲れた。笑
とりあえず前編でした!
あれ?ここはどこだろう??
あ!駅だ。そっか…、九州に来たのか。
てかてか、
さむぅぅぅぅいいいいいいいい!!!!!!!!!
駅寝のときは始電より早く起きないと他の客に迷惑がかかるため、朝5時起き。外には雪が残っている。昨日降っていたからか。
あぁ、九州って…寒いんだ…と朧げに思う。
ここは九州、火の国熊本。その「火の国」を象徴する火山、阿蘇山の1番近くの駅。阿蘇駅。
あぁ、ほんとに来たんだ九州に。夢じゃないんだな…。
九州2日目。
この日は、筑波大学ワンダーフォーゲルクラブの一員として、筑波大学ワンダーフォーゲルクラブの活動、つまり山登りを目的とした一日である。このサークルの今年最初の山行だ。
登る山はいわずもがな、阿蘇山!!
リーダー「バスの時間が8時なので、それまでここで時間を潰しましょう。」
迂闊だった。
朝ごはんを食べるなどの諸々の準備をしても、1時間しかかからないだろう。しかし、潰さないといけない時間は3時間。なんてことだ。
リーダーを含め他の人たちはおもむろにザックから本を取り出して読み始めた。
君達はこうなることを把握していたのかい?そして僕にだけ教えなかったのかい?なんてやつらなんだ。
ひとまず諸々の準備をすることにした。諸々の準備をしている間になにか思い付くだろう。
トイレに行くために駅の外にでた。
まず目につくのは、雄々しくそびえ立つ阿蘇山。世界最大級のカルデラを持つ山。
あぁ、あんな高いところに登らないといけないのか…
辺りが灰色に見える。これは火山灰のせいなのだろうか。はたまた曇り空のせいなのだろうか。
ジャリッ
足元を見る。音からしてやわらかい雪ではなく、固い雪のようである。
ってそんなことを考えてる場合ではない。暇つぶしのことを考えなければならないのだ。これからある2時間50分くらいをどのように使うか、だ。
周りを見渡す。なにか暇つぶしができそうなところはないだろうか。
こういうときに期待を裏切らないのがコンビニだと思う。どこにでもある。しかもいつでもやっている。コンビニばんざい。
諸々の準備をささっと済まし、コンビニへ。立ち読み。熊本に来てまで立ち読みか…などと思うが、いやしかし仕方なきことである。
3時間が過ぎた。バスの時間だ。バスに乗り込む。先に座っている他の客から物珍しそうにじろじろ見られる瞬間である。そりゃこんなにばかでかいザックを背負っているのだから、これもまた仕方なきことである。
バスでは阿蘇山についての説明が行われていた。阿蘇山は正式には阿蘇五岳とよび、5つ岳があるらしい。そのなかの一つの山頂がぎざぎざなとこは大明神から叩かれたからそうなったという話。あまり興味がない話だったので寝させていただいた。
そうこうしていると、草千里に到着した。熊本といえば阿蘇。阿蘇といえば草千里。という位置付け。
夏には緑豊かな大草原が広がり、馬が放牧され、それはそれはすばらしい景色になるそうだ。
だがしかし今は春。限りなく冬に近い春である。まわりに広がるのは真っ白な雪景色。当然、馬の姿はおろか影すらない。というより生き物がいない。
空を見上げる。青空が広がる。雪景色に青空というのはなかなか新鮮に感じる。
リーダー「この車道を歩いて登山道まで行きます。」
そう言われて歩き始める。車道は右に左にカーブしていて全く目的地が見えない。一体どのくらい歩くことになるのだろうか。ふと絢香とコブクロの名曲が頭をよぎる。
「曲がりくねった道の先に 待っている 幾つもの小さな光 まだ遠くて見えなくても 一歩ずつ ただそれだけを信じてゆこう」
しばらく歩くと、ペンションのような場所を見つける。観光客も多数いる。どうやらあそこがゴールで、そして、スタートのようだ。
――――――
――――――
小説っぽく書いたけど、すげー疲れた。笑
とりあえず前編でした!
PR
この記事にコメントする